夢路の果て

「君は僕の心臓の一部だ」

Citrus

 

 

 


私は 、絶望も希望も映し 、時には何も映さない 
不安を感じさせる彼の目が 、恐ろしくてとても好きだ

 

 


忘れもしない 6年前
光のない瞳の奥に 、私は吸い込まれそうになった

 


狭い箱の中
ひとりだけ孤独を漂わせているのに
悲しさも苦しさも分からせてはくれなくて
それなのに 、目を離すことも出来ず


話を重ねるにつれ溢れていく感情に

ずっと前から向けていた牙に

心の真ん中を射抜かれた

 


皮肉にも 、私の心を刺した「その人」は

彼にとって一番 苦しくて辛くて堪らない役だったようですが

 

 

 

時を経て 、あの時以上に

魅力的な人は沢山いると知った


それでも尚 、私が魅了されたのは貴方だけ

 

表情 、口調 、立ち回り  ... 否
映し出された瞬間から 、

好きだと言いたくなるような人は

唯一 、演技を見ている時
心の底から愛しさを感じるくらい
私の心を揺さぶった貴方だけなのだと思う


例え 、真っ直ぐな感情を抱けずに
言い淀むのが常であっても

 


今までも 、これからも 、ずっと
沢山の人を魅了していく貴方を見て
益々 、魅了させられるのでしょう

 

 


山﨑賢人さん
25度目の誕生日を迎えられた
その奇跡に
心の底から感謝致します


貴方は
私にとって 、唯一無二の役者です

 

これから 、貴方が歩むであろう未来に
溢れるほどの幸せが訪れますように