夢路の果て

「君は僕の心臓の一部だ」

山﨑賢人

Citrus

私は 、絶望も希望も映し 、時には何も映さない 不安を感じさせる彼の目が 、恐ろしくてとても好きだ 忘れもしない 6年前光のない瞳の奥に 、私は吸い込まれそうになった 狭い箱の中ひとりだけ孤独を漂わせているのに悲しさも苦しさも分からせてはくれなくて…

Ranunculus

幾つもある特別な日20年目の始まりを告げる 15年目を遠くから見ていて20年目は 、なんて思っていたけれどどうやらそれは叶わないらしい向かう今年も 、4年前と変わらず距離は同じ 「当たり前」 を 「当たり前」 だと無意識的に認識した時から人は考えるのをやめ…