夢路の果て

「君は僕の心臓の一部だ」

夢現

2021年1月1日 朝から夜まで、起き上がることも 胃に何か入れることも出来ずに 身体中の水分を涙にかえていた 私の覚悟なんて陳腐なもので 1日前とのあまりの差に 気が触れそうだった 触れていたのかもしれないけれど あれから約1年 此方が思っているより名…

最愛

長い長い夢を見ていた 現実というには眩しすぎる 幻というには記憶に焼き付いている 正しく 白日夢のような そんな時間と存在だった 濁流にのまれるかの如く 手綱を握っていられなかったあの時期から1年と11ヶ月 早かったのか 遅かったのか 迷えないくらいに…

5×20

1999年11月3日 今から丁度20年前の今日嵐のデビューシングル「 A・RA・SHI 」が発売された 9月15日 、16日 Hawaiiにて幼さの残る少年5人がクルーザーに乗って登場する映像を私は何度も見たことがある その圧巻のデビュー会見から2ヶ月弱 「世界に嵐を巻き起こ…

Citrus

私は 、絶望も希望も映し 、時には何も映さない 不安を感じさせる彼の目が 、恐ろしくてとても好きだ 忘れもしない 6年前光のない瞳の奥に 、私は吸い込まれそうになった 狭い箱の中ひとりだけ孤独を漂わせているのに悲しさも苦しさも分からせてはくれなくて…

Goldenrod

夢を叶える 夢を魅せる 何人もの人を鮮やかに魅了していく彼は頭の天辺から爪の先まで麗しく噎せ返るような色気とあどけなさが残る可愛らしさがある 彼によって創り出される夢の世界はいつだって華やかで、煌びやかで、大き過ぎる愛情を感じられる 優しい空…

Liatris

しっかりと存在している筈なのにしれっと ふらっと 消えてしまいそうなそんな雰囲気を纏っている彼は 言葉選び 、旋律 、声自身から紡ぎ出されるものすべてに繊細さと感情が溶け込んで唯一無二の芸術を創りあげる それはもう 、抜け出せないほどの中毒性 魅…

“ 5 ”

『 「当たり前」 を 「当たり前」 だと無意識的に認識した時から人は考えるのをやめて 、違和感を忘れて 、傷つける可能性など遥か彼方に置いてきてしまうのだと思う 』 2018年11月3日 何も知らなかった私が書いた形だけの 、文字の羅列今の私からあの時の私へ怒…

Fuchsia

天上人でありながら人間離れしていながら 何故だか 、凄く人間くさい 知識 口調 言葉遣い 言い回し 文章構成全く以て隙のない 「優等生」 を キャラクターとして活かせる程の頭脳とそれに反した 「牙」を表すような反抗的で野心家な面を併せ持っている 変わるこ…

2018-2019

“ 平成最後の夢物語 ” 決して在り来りではないそのフレーズに当選した瞬間から漠然とした恐怖を覚えていた 関ジャニ∞ 15周年嵐 20周年タッキー&翼 最後のステージ 一年ぶんの量ではない記念が詰め込まれた年越し コンサートは夢のような時間だと表現する人は…

Pomegranate

あれは 、そう 忘れもしない5年前2013年4月13日 スクールカースト 女子のトップに君臨していた彼女に私は一瞬にして目を奪われた 他人を怯えさせるような目つき派手に巻かれた茶髪で終始 、冷淡な表情 役柄ゆえか 、彼女自身か 、圧倒的な存在感を放つ彼女を…

Chrysanthemum

「 優しいだけではない。優しくいる為にどれだけ強くなければいけないか 」 先日 、ドラマで共演された女優さんから公共電波を伝って 、こんな言葉を聞いた 彼のことを「優しい」という人間は多いグループそのものも 、彼以外の4人もそれぞれ違う「優しさ」を持っ…

Gladiolus

今日 、38歳を迎えたその人は私にとって 、神様だと思える人達の中で一番 神様に近しい人間だ 理屈ではなく長所短所の類でもなく私から見えるひとつひとつの言動や表情すべてをただただ肯定したい 、と思えてしまう 刹那る時も 、理想そのものなのでは 、と …

Ranunculus

幾つもある特別な日20年目の始まりを告げる 15年目を遠くから見ていて20年目は 、なんて思っていたけれどどうやらそれは叶わないらしい向かう今年も 、4年前と変わらず距離は同じ 「当たり前」 を 「当たり前」 だと無意識的に認識した時から人は考えるのをやめ…