夢路の果て

「君は僕の心臓の一部だ」

Pomegranate

 

 

あれは 、そう 

忘れもしない5年前
2013年4月13日


スクールカースト 
女子のトップに君臨していた彼女に
私は一瞬にして目を奪われた

 

他人を怯えさせるような目つき
派手に巻かれた茶髪で
終始 、冷淡な表情


役柄ゆえか 、彼女自身か 、
圧倒的な存在感を放つ彼女を

美しいと思った

 


冷たい視線 派手ではない言動 
似たようなお友達と群れながら
決して対等ではない
互いに自覚した上での関係
絶対的な存在であるが故の孤独

 


彼女の顔立ちは 、
優しさより美しさを備えていて
凛とした格好良さを感じさせる


だからこそ 、
役柄が彼女にとても嵌っていて
彼女自身がそうであるような
そんな錯覚を覚えた


高尚で 、凛として 、
息を呑むほどの綺麗な顔と
圧倒的なスタイルで
何でもないように他人を蹴落とすような

 


けれど 、彼女は
涙脆くて 、大食漢で 、
大御所に気に入られながらも
やんわりしっかり笑顔を絶やさず距離を保ち
得意顔で歩く場所であろうランウェイで
笑顔を振りまくことにさえ照れてしまうような
そんな 、可愛らしさと「自分」を確立させている女の子だった

 


新川優愛さん
25度目の誕生日を迎えられた
その奇跡に
心の底から感謝致します


貴女は
私にとって 、唯一無二の女神です

 

これから 、貴女が歩むであろう未来に
溢れるほどの幸せが訪れますように