Ranunculus
幾つもある特別な日
20年目の始まりを告げる
15年目を遠くから見ていて
20年目は 、なんて思っていたけれど
どうやらそれは叶わないらしい
向かう今年も 、4年前と変わらず距離は同じ
「当たり前」 を 「当たり前」 だと
無意識的に認識した時から
人は考えるのをやめて 、違和感を忘れて 、
傷つける可能性など遥か彼方に置いてきてしまうのだと思う
考えるのをやめたくはなくて
違和感も素通りはしたくなくて
傷つける可能性を僅かでも無くしたくて
存在し得ない永遠を
創っていくのは 、自分自身だと忘れないように
片時も忘れないように 、今この瞬間に多謝をする
スポットライトを浴びている彼らと彼と彼女は
「好き」 や 「嫌い」 の範疇に収まりきらなかった
紛れもない 私の心臓の一部
同じ時間を歩んでいる証を
いつでも いつまでも
見失わないよう 、色褪せないよう 、留めておきたい
どうか 、夢の先の景色も共に